キリンと魚顔

アイドルや音楽、映画のことをそぞろそぞろと書いてみます。

個人的キリンジのいろいろ

 

2013年4月12日に弟の方の泰行が脱退し,

キリンジは兄の方の高樹を中心に6人体制のバンドとなりました。

その初レコーディング曲は大貫妙子トリビュートアルバムに収録の『黒のクレール』。

結構前から手元にあるもののまだ一度も聴いていないのは,

原曲をちゃんと知らないのと,キリンジを更新したくないような気持ちから。

 

キリンジを知る

そんなことを書いてみましたが,僕がキリンジを知ったのは弟の方の泰行が脱退を発表するちょっと前。

時期で言うと,配信限定シングル「祈れ呪うな」が出た頃だったので2012年6月頃です。

きっかけは,ニコニコ動画でたまたま馬の骨の「Red light, Blue light, Yellow light」を聴いたこと。

「かっこいい!けど馬の骨ってまたすごい名前だなぁw」なんて思って軽く調べると,

キリンジ堀込泰行のソロプロジェクトということがわかり,

それともうひとつ,この曲が収録されているアルバムのジャケットをみて驚愕しました。

それは昔TSUTAYAかどこかで見かけてそのジャケ写に衝撃を受け,無性に欲しくなったものの,

よくも知らずにCDを買えるような年齢ではなかった(発売が2005年で僕は当時中学生)ので買えなかった

あのアルバム!!!!!なのでした。たまにこういう嬉しい"再会"ってありますよね。

キリンジいう名前もずっと気になっていて,しかもそんなことがありまして,

ちょろっと色んな曲を聴いてみようと思い,いつのまにか虜になってしまいました。

 

そのジャケットがこれ 中学生の僕にこれを衝動買いをするだけの器量があれば… 

馬の骨

馬の骨

 

 

兄弟ラストライブに行けなかった。悔しい。

兄弟のキリンジとしては最後となったライブツアー「キリンジTOUR2013」。

北海道にも来てくれたのですが,運悪くチケットが取れず行けませんでした。

人生の中で5本指に入るくらいの後悔です。行きたかった。もうちょっと早く知っていれば…。

その代わりというか,せめてもの慰めにそのライブのBlu-rayは買いました。

めちゃくちゃ良いです。でも本当に後悔はして止まないのです。

 

夜な夜なこれを観ては行きたさを募らせるばかり

 

買い揃えていない,というか全然持っていない

Blu-rayは買ったもののアルバムは1枚しか持っていません。中古屋でたまたまみつけたのを。

シングルは,アルバム未収録曲集めようと思ったのですが,

とりあえず「十四時過ぎのカゲロウ」しかありません。他はすんごく値が張りますし…!

いずれ何らかの形でアルバム未収録曲も入ってCD出るだろうから(この前のフリーソウルみたく),

その時に集められればいいかなーなんて根拠もなく購買欲から自分を誤魔化していましたら,

早くもそんなかんじのが出るとか!!所属事務所によるとこんなかんじ。

 

キリンジワーナー時代の名盤5作品が生産限定にて8月6日に紙ジャケット&リマスター音源で復

 

活!!

 

 

これまでに多くの名曲を残してきた堀込兄弟時代のキリンジ。彼らのワーナーミュージック・ジャ

 

パン在籍時にリリースした、デビューアルバム「ペイパードライバーズミュージック」から

 

「OMNIBUS」までの計5枚のアルバムを紙ジャケット仕様でパッケージ。音源も最新デジタル・リ

 

マスターを施し2014年盤として復活、完全生産限定商品として8月6日に発売いたします。

 



1998年から2002年に発売した当時の音源を2014年の今にふさわしいサウンドとして届ける為に、

 

今回は、インディー時代〜5thアルバムまで長きに渡りプロデューサーとして彼らとタッグを組んで

 

いた冨田ラボこと冨田恵一氏が全面協力のもと、最新のデジタル・リマスターを実施しました。

 

2014年バージョンの「Drifter」「エイリアンズ」や「双子座グラフィティ」などなど、名曲揃いグ

 

ループだかこそ、聴き所も満載の必聴盤です。

 



またボーナストラックには、代表曲・名曲のインストバージョンやシングル盤のみにカップリング

 

として収録していたアルバム未収録曲なども各作品2〜3曲ずつ収録予定。

 

これは…欲しい。ボーナストラックがすごく気になる。

1枚およそ2500円なので,5枚で12500円。んーーーーーーーーーー。

ひとまずAmazonのほしい物リストに入れておきます。

 

そして新作アルバム&全国ライブツアー

再販盤とともに,新体制キリンジによるニューアルバムも発売するようです!

そしてそれを引っ提げてのライブツアー!北海道にも来ます!!

お兄ちゃんからのメッセージ

 

こんにちは。KIRINJIの堀込高樹です。

 


 昨年の夏から六人組のバンドとして再スタートしたKIRINJIですが、この度、ユニバーサルミュー

 

ジックジャパン下のレーベル、ヴァーヴに移籍することとなりました。自分の作品にverveと刻まれ

 

るなんて、とてもエキサイティングなことです。

 


 ヴァーヴといえばジャズの名門レーベルですが、もちろんジャズをやるわけではありません。こ

 

れまでと変わらずポップス•ロックの範疇での活動をしますので、誤解なさらぬよう。

 

アルバムは新しいメンバーと共に鋭意製作中です。傑作になる予感がしています。

 


 秋にはツアーもあります。世代も音楽的背景も性別も違うメンバーからなるKIRINJIは、皆そこそ

 

こキャリアがあるのに初々しさもあるという希有なバンドです。

 

そんな私たちならではの楽しい歌を演奏を、ぜひご覧ください。

 

お兄ちゃんが傑作になる予感がするというなら,きっとそうなんだろう。

楽しみにしつつ,それまでに「黒のクレール」を聴いておきたいと思います。

今回は絶対にチケットを取りたい。

あと来月に泰行のソロライブもやるようで。あぁ行きたい…。

 

キリンジによるもうひとつの"再会"

中学生の僕は弟泰行の馬の骨に強い吃驚を覚えましたが,

実はそのちょっと前に兄高樹にも驚かされていることを少ししてから知ることとなりました。

それは,大好きだったMatthew's Best Hit TVのエンディングだったこの一曲。

藤井隆「わたしの青い空」。

エンディングだったので一部だけしか聴くことはなかったのですが,

この不気味なPV,そして不思議なサウンド,そしてそして藤井隆

強烈な衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。

しかし子どもだった当時の僕にこの曲の詳細を調べる術はなく,

ずいぶんと長い間うっすらと頭の中を漂っていました。

そしてキリンジを好きになり,この曲が兄高樹プロデュースだと知ったときには,

本当に驚きというか,それも通り越してもう感動でした。

 

 

そんなこともあり,好きになったのはごく最近ながらも,

僕にとってすごく思い入れのある大好きなバンド,キリンジ

思い入れ抜きにしても本当に良い曲がたくさんあって,

これからもずっと聴いていくんだろうなって,そう思っています。

 

 

 

 

 

再販盤と新アルバム&ツアーを知った勢いだけで書いてみました。