「Hello! Project 2015 WINTER ~DANCE MODE!~」 at 札幌!
2015.01.24 Sat. 札幌 ニトリ文化ホール。
Hello! Projectの祭典、ハロコンが北海道にやってまいりました。
今回のハロコン、昨年からの様々なHello! Projectの変遷を一気に目の当たりとすることになる!
と、やはりそういう軸でドキドキしながら参加してきました。
簡単にその変遷を。
・モーニング娘。'15→道重さゆみ卒業、12期メンバー加入の新体制
・アンジュルム→旧名スマイレージからの改名、3期メンバー加入の新体制
・Juice=Juice→2つの後輩グループの発足によるグループとしての立ち位置の変化
・カントリー・ガールズ→新発足グループ、嗣永桃子の新たな門出
・研修生新ユニット(名称未定)→新発足グループ
そうです。目が回りそうな勢いです。
まぁ実質Berryz工房と℃-uteとJuice=Juiceは何も変わってないっちゃそうなのですが。
グループごとの感想
Berryz工房の最後に感傷的になりながら見ていた節があるのですが、
グループごと思ったことなんかを。
順番はてきとうです。思いついた順に。
貼ってある画像は、なんか全員が並んでいた素敵な写真を
グループごとに切り分けてみました。仕事がお粗末ですみません。
この写真かなり大きくて、一時期チカホ(札幌駅前地下歩行空間) にも展示されていました。
その時は見れなかったのですが、ライブ会場にもありまして、無事写真に収めることができました。
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貫禄、お姉さん感に満ち溢れていた℃メンのみんな。
その中でも特に輝いていたのがやじすずのふたり。
ハロプロ全体の新リーダーとなり、
明らかに目の色が変わった矢島舞美。
いままでの彼女は、
「℃-uteとファン」という一点にのみ集中していたが、
「Hello!Projectとファン」という新たな視点をみつけたと思う。
それによって彼女の立ち振る舞いやスタンスに
客観性が備わったといいますか、
結構クローズな印象があったのですが、
全方位な女神感をビシビシと感じました。
そして鈴木愛理。歌唱とダンス、そして美貌とスタイル。
もちろん昔から彼女はその全てにおいて常に高いクオリティを発揮していましたが、
言うなれば今回思ったのは、無個性のスター感。
アイドルの特性は、その個性をセールスポイントとするところだが、
彼女はもうその個性ではなく、実力で全てを凌駕してる。
もうとにかくすごかったの!すごいパフォーマンスですごいキレイだったの!
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個人的に彼女たちを見られるのが最後だったので、
ちょっと切なさに押しつぶされそうになりながら見ていたわけですが、
キャプテン清水佐紀のかっこよさにシビレました。
彼女の凄みはそのしなやかさにあると思います。ダンスにしてもスタンスにしても。
MCコーナーにおける気怠さと優しさのバランスだったり、
ダンス部パフォーマンスなんて本当に見惚れてしまいました。
全体的に切ないムードが漂っていたなかで、
熊井ちゃんだけいつも通り楽しそうなかんじもすごく良かった。
モーニング娘。'15
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新体制になり、どんなかんじなのかと思っていましたが、
彼女たちのパフォーマンス中の表情は自信に満ち溢れていました。
きっとその自信の裏にはグループのこれからを背負っていく覚悟があったと思います。
彼女たちを見ていて一番思ったのは、
やはりこのグループは変化を楽しむグループなのだということ。
それは、卒業や新メンバーの加入といった形態の変化ではなく、
そういった変化にさらされる現存メンバーの心持ちと、パフォーマンスの変化。
色んなことを乗り越えて彼女たちは魅力的になっていく。
そこに重要なのは、とにかく彼女たちのパフォーマンスの変化。
パフォーマンスの変化を通して彼女たちは壁を越え、個の魅力を増していき、
個々の魅力の総合としてのグループの色はその時々によって様々に変化していく。
他のグループはグループごとの色をいかに出していって、いかにその色を濃くしていくかという中で、
彼女たちは節目ごとに新しい色を出し続ける。
黄金期、プラチナ期、カラフル期と、たぶんこの先も色を更新していくんだと思う。
鞘師、ふくちゃん、だーいし、まーちゃん、小田ちゃんあたりはフォーメーションダンスの中で、
個の魅力を出せるほどのパフォーマンス力を身につけていると思う。
12期加入とこの個々のパフォーマンス力でまたこのグループはガラッと変わっていく。
そんなことを鞘師里保のドヤ顔を見ながら期待してしまいました。
アンジュルム
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変な話、2期メンバーが既にいる頃からやっとファンになった身としては、
初めて大きな変化に直面したという印象のアンジュルム。
まず3期加入に対しては大きく2つ、期待と不安がありました。
期待というのは、加入した3人が三様に素晴らしそうな人材であるとすぐに思えたこと。
不安は、1期2期の6人でのユニゾンが素晴らしいバランスで成り立っていたということ。
僕の持論は、スマの曲の良さはその声のバランスの良さによるところが大きい!ということなのです。
というようなことなんかもずっと引っかかっていながら見ていたわけですが、
感想は、圧倒的にライブ栄えするグループになった!
新加入の3人が予想通り三様に素晴らしかっただけでなく、
3人のバランスがとても良かったのです。見た目然りパフォーマンス然り。
これはグループ全体としていくらでも化けるなぁと心から思いました。
個々としては、リーダー和田彩花の異次元のような妖艶さが引き立っていたり、
中西香菜の自分なりのツボを作り出す独特の才能だったり、
地味に伸びてきてるなぁなんて思う部分もありました。
Juice=Juice
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このハロコン翌日にも単独公演が控えていたので、
正直そこまで注目していなかったのですが、
MCコーナーでの宮本佳林の爆発力には
注目せざるを得ませんでした。
今まであまりJuice=Juiceに関しては
その歌とダンス以外の部分を見たことがなかったのですが、
高木紗友希のブログであったり、
なんか面白くなってきたなと思っていたので、
今後もちょろっと楽しみな要素です。
パフォーマンスで目を引いたのは植村あかり、あーりーでした。
研修生か!って言いたいくらいに張り切って踊っていたように見受けられました。
しかも後半にちょっとバテたのか大人しくなっていった気がしました。
シックな楽曲が多く、それでいて後輩グループまで出てきた中で、
「採れたて」「もぎたて」「新鮮」「天然」「100%」「しぼりたて」を活かし、
更なる進化を図るための鍵はなんとなく宮崎由加と植村あかりだったりするのかななんて。
そんなことを思って見ていたあーりーが、ペース配分もままならない程に張り切っていたのに、
ただただ見ていて嬉しい気持ちにさせられてしまいました。
カントリー・ガールズ
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北海道との縁が深いこの新グループ。
個人的な意見としては、
みんなかわいい、『愛おしくってごめんね』が最高、
ももちの存在のありがたさ、などなど、
とにもかくにも期待大なのです。
この公演ではメジャーデビューの発表もあって、
北海道出身の稲葉愛香ちゃんの感極まってしまった挨拶や
MCコーナーでの達者ぶり、
話題騒然の島村嬉唄ちゃんの緊張の挨拶や台詞パートなど、
見所満載だったわけです。
ご多分に漏れず嬉唄ちゃんにすっかり心を奪われてしまったクチでして、
全グループでのパフォーマンスでも彼女を目で追ってしまいましたが、
そこで思ったのは、圧倒的緊張感がその表情や仕草から伝わってくるのに、
パフォーマンスはとてもしっかりしているということ。
なんなんでしょう、今はその有り得ないほどのカワイさにばかり目がいってしまいますが、
とんでもない実力者なんじゃないでしょうか彼女。これはもう目が離せません。
終わりに
地方公演としてはグループごとのパフォーマンス重視の公演(今回で言うところのDANCE MODE!)が
向いているのはわかるんですが、どっちも見たい…。次はぜひ2回公演を!
最後に、
2013年の夏ぶりにハロコンに参加したわけですが、とにかく楽しかった。
もちろん当時よりも色々と思い入れも好き度も増している状態で見たからというのもありますが、
当時よりも更に楽しい!もうとにかく御祭騒ぎでした!
そして今後のHello!Projectへの期待も大きくなりました。
現状として2013年より楽しくて、今後更に楽しくなりそう。これは大変だ!!